オーストラリア政府が、来月上旬に自国での試合を予定していた北朝鮮のサッカーU19(19歳以下)代表メンバーに入国ビザ(査証)を発給しないことを決めた。複数の地元メディアが11日、伝えた。同国政府は北朝鮮の核・ミサイル開発を理由としている。

北朝鮮は来月8日、ビクトリア州シェパートンでオーストラリアと来年のU19アジア選手権の予選を戦うことになっていた。
オーストラリアのビショップ外相は自国メディアに向けた声明で、入国を不許可とする決定を伝え、「北朝鮮を招待することは北朝鮮の違法な核・ミサイル開発に強く反対するオーストラリア政府の立場と矛盾する」と説明した。
オーストラリアは、来月4~8日に予定された自国と北朝鮮、香港、北マリアナ諸島が属するU19アジア選手権予選J組の試合を全て主催する予定だったが、今回の決定によりJ組の試合はオーストラリアではない第三国に場所を移して開催されることになる。
オーストラリアとしては、ホーム試合の利点を放棄し、1か月前の予選開催中止による経済的損失を甘受してまで北朝鮮選手の入国を拒んだことになる。